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よくあるご質問

Q&A

Q

石英ガラス材料の「酸水素溶融品」と「電気溶融品」には、どのような違いがありますか?

A

酸水素溶融品と電気溶融品は、主に石英チューブや石英板などの成形品における製造方法の違いを指します。
それぞれの成形方法は以下の通りです。

  • 酸水素溶融品
    • 水素と酸素の火炎で石英砂を高温加熱し、溶融・成形した石英成形品です。
  • 電気溶融品
    • 電気炉内の抵抗ヒーターによって石英砂を加熱・溶融し、成形した石英成形品です。

物性面で大きな差があるわけではありませんが、半導体分野では微妙な特性の違いにより、以下のように用途が使い分けられています。

  • 酸水素溶融品
    • OH基(水分)含有量が比較的多く、成形時の気泡が少ないとされることから、酸化膜工程などの半導体プロセスで使用されるケースがあります。
  • 電気溶融品
    • 安定した成形が可能で、コストや供給面を重視する用途で使われることが多い材料です。

用途やプロセス条件によって最適な材質は異なるため、要求特性に応じた選定が重要です。
最近では、酸水素溶融品の製造は少なくなっており、ほとんどが電気溶融品となっています。

石英材質の選定や使い分けに関するご相談承ります。

使用工程(半導体プロセスなど)を教えていただければ、最適な石英材質をご提案します。
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