よくあるご質問
Q&A
-
Q
失透した石英を再生できますか?
-
A
失透は単に表面に付着物が付いている状態ではなく、石英硝子の準安定的な状態から安定な結晶状態のクリストバライトに変化した状態を言います。
これは高温で長時間使用した場合や表面に不純物が付着した状態で加熱をしたりすると起こります。
一般的に失透は通常1,200度以上に昇温すると始まる言われますが、低温でも表面に不純物が付着している状態ですと失透が起こります。
管製品などの失透を修理するには通常火炎加工(焼き上げ加工)を行うことで透明な状態にすることもできます。
窓のような物は単に付着物が付いてしまっていることが多く、その場合は表面を研磨することで透明状態にすることもできます。